西へ(スイス-トルコ)16 2004年05月05日(Wed)17時41分

浅い眠りから覚めると、窓の外にはアルプスが。しかも結構低い位置を飛んでいるみたいで、村の一つ一つの家や小道が良く見えます。高度自体は高いんだろうけど、アルプスが高すぎるのね、きっと。時計を見ると、どうやら時間通りに到着しそうです。スイスとトルコの時差は一時間。計算が楽です。

到着はやっぱりターミナルEだったわけで、飛行機も時間どおり到着、まったく問題ありませんでした。ありがとう神様。まあ、ロストラゲッジの可能性はまだあるわけですが、それくらいは我慢しましょう。予定とおりついてしまうと、こんどは80分という時間の使い方に困るわけで、ぶらぶら空港内を歩き回っていました。JAL便ということでゲート前は日本人がいっぱい。Kioskでは親子喧嘩している母娘もいました。 ゴールデンウィークでも一番の帰国ラッシュみたいで、当然空席はないと思いきや、俺の席の前の二列がなんと空席でした。しかも二列前は最前列なので前が広く足伸ばせます。ほとんどビジネスクラスのようなもの。12時間の旅にはありがたいです。行きの便もそうだったので、今回はついてます。隣の人が前の席、俺はその前の席にすぐに移りました。

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JALは初めてですが、ゴージャスといったイメージがあったんだけど、座席にモニターが着いてなく、なんだか拍子抜け。映画も共用スクリーンに映し出されるので、自分で好きなやつを選ぶことできないし。長距離便なのになんで?飛行機の中で読もうとHues of Tokyoという本を持ってきていたのですが、表紙を見て日本の観光ガイドと思われたのか、外国人と思われたらしく乗務員や隣の人みんなが俺に英語で話しかけてきます。Tokyoという文字や桜の表デザインだから無理ないかも。ビール注文したとき、日本のビールを試してみますか?っていわれると、日本人ですと告白できず、「うん、試してみるよ」といってしまう気が小さい俺。通路では「すいまんけど…あ、エクスキューズミー」って英語で言いなおされるし。結局12時間俺はアジア人で通すことになってしまいました。ちなみにHues of Tokyoは東京を舞台にした短編小説集で、いわゆるステレオタイプの東京でなく、ストリートを舞台とし、サラリーマンや原宿にいる少女を題材に幻想的な小説に仕上がっています。日本人が読んでも十分面白いです。そうこういっているいるうちに徐々にスイスを離れ日本へ。

さらばスイス。

成田到着は昼の12時半。そのまままっすぐ会社へ。荷物は問題なかったです。めずらしいね、ここまですべてがスムーズなのは。神のおかげでしょうか。

今回はユニーク空港が改装という時期にピンポイントであたってしまって、しかも帰りの便だけJALとのシェア便という状況もあって、ガイドブックがまったく役に立たない状況下だったわけで、最初どうしようと思いましたね。俺は極度の方向音痴だから、空港で迷うなんてのは珍しくないことですから。旅行前いろいろ情報集めたのですが、あまりにも最新のことなので、本はもちろんWEB上にもほとんど情報がありません。そんななかでとても参考になったのがSkytraxFly Swissというサイト。Skytraxは世界各国の空港、航空会社に対する情報が乗っています。成田空港に関してもいろんな意見が載せられています。Fly Swissは日本のスイス航空のファンサイトで、空港内の移動の仕方が書いてあります。ただ改装中なので、微妙に情報とは違いました。早め早めの行動を心がけるしかないっすね、こういう場合。ユニーク空港の改装工事は9月で完了するようです。

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西へ(スイス-トルコ)15 2004年05月05日(Wed)15時11分

いよいよ帰国ですが、実は今回一番の悩みどころだったわけです。帰りはスイスで日本行きに乗り換えるのですが、スケジュールが:


  1. イスタンブール発:14:30
  2. チューリッヒ着:16:30
  3. チューリッヒ発(東京行):17:50

となっていて、見てのとおり乗り継ぎ時間が80分しかないわけです。チューリッヒ行きの便が一時間でも遅れたらもう終わりです。格安チケットなので予定変更できません。

やっかいなのはチューリッヒのユニーク空港で、新しくターミナルEが新設されたのですが、すこし離れたところにあってケーブルカーに乗っていかなければなりません。しかもその乗車口までの道がまだ工事中らしく、一旦出発ロビーまで進み、案内板にしたがって仮の連絡通路を通っていかなければなりません。ここを見るとイメージがわくでしょう。

今回スイスインターナショナル航空を使ったのですが、この会社は通常ターミナルAを利用してます。だから普通ならターミナルA同士でスムーズに乗り換えられるのですが、今回チューリッヒから東京行きの便のみがJALとのコードシュアで、しかもJAL機材なのですよ。しかもコードシュアはこの曜日だけです。JALはターミナルEを利用しているわけで、ターミナルA→Eという移動をしなければならないのです。なんかピンポイントで最悪の状況にぶつかったようで旅行前はそのことが一番の心配でした。しかしスイス航空なのにイスタンブール行きの便はターミナルEからだったわけです。どうなっているのかわかりません。普通に考えれば逆の便はターミナルEに到着するはずだから、問題はないんだけど、到着ゲートがころころ変わるってうわさもあったし。となると一番の問題は飛行機が遅れて東京行きに乗り遅れるってことですね。乗り継ぎに余裕がない状況だから、荷物がスムーズに載せかえられない可能性があったので、帰りは機内持ち込みにしようと思っていました。だからスーツケースは今回持っていかなかったのね。

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ところが…アタチュルク空港でチェックインしたとき、おみやげでやらで両手がふさがった状態だったわけで、係りの人に一番でかいバックは機内に持ち込めないといわれてしまいました。時間ぎりぎり到着だったわけで、荷物隠す余裕がなかったんだよ。まあ…しょうがないか。貴重なものはいってないし。とにかく自分自身が乗り継げることだけを祈りましょう。アタチュルク空港はセキュリティがかなり厳しいですね。空港に入る前に一度に持つ検査を受け、チェックインカウンター付近では警備員にパスポートをチェックされ、写真を何度も見比べられていました。しかもいろいろページをめくられていたし。お国柄、テロを警戒?面倒くさいセキュリティを突破して、飛行機に乗り込み完了。席は行き同様ガラガラ。空港についたあたりから雨がポツリポツリと降ってきていたのですが、ここで激しくなってきました。一瞬やばいと思いましたが、それでも飛行機は時間とおりに出発。

チューリッヒまでは3時間。しかし、離陸して一時間後、飛行機が激しく揺れそれがしばらく続いてました。まさか遅れやしないだろうな。とにかくはやく窓からアルプスが見えて来るのを祈るばかりでした。でもやがて心配するのも飽きてきたので、眠りにつきました。

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西へ(スイス-トルコ)14 2004年05月04日(Tue)21時54分

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トルコ最後の夜はUmraniye(ウムラニエ)にある友人宅に戻り、夜景が見える丘でチーズ入りのパンとチャイ。夜は結構寒いです。結局イスタンブール中心地よりここら辺が一番印象に残っていますね。そのウムラニエで、お土産にバクラバやチャイを山ほど買いました。バクラバ(Baklava)はパイ生地にたっぷり蜂蜜そそいだ死ぬほど甘いお菓子で、俺は大好きなのですが、ほとんどの日本人には甘すぎでだめみたい。俺はいくつでも食べられます。NYにいたときはターキッシュレストランに行くと必ず注文してましたね。日本で手に入るのでしょうか。バクラバ知らない人はここを見てくだださい。トルコ人は恐ろしいほど甘党。チャイにも小さなコップに角砂糖二つは入れます。太らないの?ちなみにチャイって紅茶って意味なんだって。違うものだと思っていた。

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帰るというのは、やはり名残惜しいですね。あと一週間はいたい。最後は男同士でも抱き合って頬をすりあわすという、トルコ独特の挨拶で友人たちとお別れ。しかし、観光らしい観光はしなかったですね。友人がイスラムの厳格な部類に入る宗派にいて、酒が飲めないので夜遊びもしなかったね。夜は映画館いったりしてましたよ。映画なんて日本で見ればいいのさ。でもトルコって映画の合間に休憩が入るんだよ。新鮮でした。それから、イスラム教徒全員が酒は飲めないかというとそうではなく、酒飲んでもいい人たちも結構います。宗派があるのかはよくわかりませんが。

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西へ(スイス-トルコ)13 2004年05月04日(Tue)17時10分

トルコのアイスクリームはすごくねば~としていてなかなか切れません。普通のアイスクリーム比べて溶けづらい感じです。注文すると、店員がコーンにアイスを乗せる時、コーンを逆さにしてアイスを落とそうとしたり手品師みたいなパフォーマンスをいろいろ見せてくれました。

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西へ(スイス-トルコ)12 2004年05月04日(Tue)16時32分

とにかく食べ物がうまいね。特にパン。ケバブは毎日食べても良いくらい。ただ肉尽くしなので健康上はどうなんでしょう。これは名前わかんないけど一番うまかった料理。ビーフの下にスープで煮込んだようなパンが敷き詰めてあります。

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西へ(スイス-トルコ)11 2004年05月04日(Tue)15時50分

ブルーモスクの写真その2

結構長い時間ここで、ぼうっとしていました。奥のほうは立ち入り禁止になっていて、そこでは座って祈りをささげている人が数人いました。

このモスクの内部を360度見渡すことができるサイトがここにあります。

帰りにトルコのCDを何枚か購入。どれもアレンジは欧米風だけどメロディが中近東風で独特の音楽に仕上がっています。4枚買ってもで3千円しなかったです。


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西へ(スイス-トルコ)10 2004年05月04日(Tue)15時41分

トルコ国民のほとんどがイスラム教徒ですから、当然モスクがあちこちに立っています。そのなかで有名なのがSultanahmet Camii、通称ブルーモスコで、外見もさることながら中が非常に神秘的で美しいです。普段信仰心のない俺がすごく神聖な気持ちになりました。飾り窓からもれる光や天井を見ていたとき生まれて初めて神の存在を感じましたね。

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西へ(スイス-トルコ)9 2004年05月04日(Tue)15時31分

みやげ物を買うためにイスティクラル通り周辺を歩いていたのですが、友人の後をついていっているだけで、もはや自分がどこにいるのか分かりません。人に頼りすぎ、おれ。

夜は危険と思われる裏道に入り込みました。友人が通っていた学校の周辺なんだって。ちょっと怪しくないか?この通り。実際に治安はよくないようです。気をつけましょう。

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西へ(スイス-トルコ)8 2004年05月04日(Tue)13時44分

午前中はだいたい友人のおじさんが経営する床屋でくつろいでいることが多かったのですが、かみそりを持ってこなかったので、2回ばかしそこで髭を剃って貰いました。床屋の雰囲気は日本とまったく同じです。いつも美容院を利用しているので、床屋で髭剃ってもらうなんて10年ぶりでしょうか。泡立つクリームを顔に塗ってもらう瞬間がたまらなく懐かしいですね。


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西へ(スイス-トルコ)7 2004年05月03日(Mon)19時04分


トルコのバスで面白いのは料金を払うとき。いったん席に座り、前に座っている人にお金を渡し、受け取った人がさらにそれを前の人に渡し…といった具合に最終的に最前列の運転手のところまでたどり着きます。で、お釣りがある場合は今度は運転手から逆方向に人の手を渡り、払った人のところへ届きます。だから混んでるときは前から後ろから次々とお金を渡されます。俺はトルコ語がわかんないので、全部友人がやってくれたけど、トルコ語わかんないと乗るのきついね。だれかがくすねそうな気もしますが、そんなこともないようで。みんなよい人なんだね。

有名なタクシム広場からイスティクラル通りをぶらぶら散策。そこからちょっと外れたところにあるストリートは急な勾配で、狭い道に車が連なって走っています。アジアンな俺としては、こういうごみごみしたところがやっぱ好きですね。

夏時間に入っているので7時でも明るい。日本も夏時間導入すればいいのに。


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