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October 31, 2007

プロントが

歌舞伎町の一番街は昔は客引きがうざかくて、その過去の印象から今もほとんど通ることはないんだけど、入口にあるプロントはよく行っていました。二階の窓から見える一番街の入り口付近をぼうっと眺めているのが好きでした。スカウトかどうか分からないが通りすがりの子に声掛けまくっていたり、ギャル系数人が一か所にずっといて、ひたすら携帯でなにか連絡していたり、あるいはおじさんと女の子の話し合い(?)という歌舞伎町ではありふれた光景なんだけどね。人を観察するというのでなく、何を思うのではなく景色としてぼうっと見ていました。なんかそんな猥雑な感じの景色が不思議に安堵感を持たせてくれるんだよね。まあそんな光景に麻痺したってのもあるかも。そしてなによりある意味街の象徴である一番街の看板がでっかく見えるのがとても素晴らしかったです。ちなみにホストのキャッチはセントラルロードに集中していてここにはいません。

で、そのプロントが先月閉店していたことを知りました。最後に行ったのがお盆の時か。それから一ヶ月後に閉店したこといなるね。これで俺の好きな景観を見られる場所が一つ減ってしまった。あとは区役所通りのミスドか。でもあそこは休日に入る気になれないんだよね。なぜか自分でもわからない。

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October 26, 2007

「午前零時」

日付が変わる時間の境界線、午前零時をテーマに13人の作家が書いた短編集。作家は鈴木光司、坂東眞砂子、朱川湊人、恩田陸、貫井徳郎、高野和明、岩井志麻子、近藤史恵、馳星周、浅暮三文、桜庭一樹、仁木英之、石田衣良。それぞれがホラーからリアリズム、ファンタジーなどで午前零時をキーに作品を書いている。

同じテーマの短編がずっと続くわけだから最初はちょっときつかった。でも、しばらく読んでいるうちに慣れてきた。別に午前零時じゃなくてもいいじゃん、って思う作品が結構あって、これが逆によかったのかも。もし、すべての作品で「時空の狭間が…」とか「あと1分で時効成立」なんて話じゃきつい。

で、おれとしては馳星周の「午前零時のサラ」がすごく印象に残っていて、これも別に午前零時である必要はない作品なんだけど、最近の馳作品にいえるリアリズム文学的な鬱屈感と哀愁が漂っていて、最後は涙目になります。恩田陸の「卒業」は一番「午前零時」って感じ。すげえ怖ぇ!この人の作品初めて読んだけど、他の作品読んでみたくなる。 浅暮三文の「悪魔の背中」は軽快なショートショート。高野和明の「ゼロ」はSF作品特有のメランコリックな感じがあって、一番好きだったかも。岩井志麻子の「死神に名を贈られる午前零時」は最後は難解。未だによく分からず読み直している。これらが好きな作品かな。石田衣良の書き下ろしはちょっとおれには不発。

あと他にも印象に残った作品があるけど、全体的に適度に面白いって感じ。これだけの作家を集めたんだから、もっとインパクトある作品を期待していたのも事実。まあ読んだことない作家の作風を知るにはいいかも。

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October 24, 2007

F1 最終戦、そして来日公演

◆中嶋一貴のF1デビュー戦で、ピットイン時に停まりきれずメカニックをはねてしまった映像は結構衝撃だった。メカニックが足を引きずりながら抱えられて奥に運ばれて行った姿があまりにも痛々しかったけど、なんかデビュー戦10位の結果だけ報じられて、このことについては軽く流されている感じがして、ちょっとメカニックがかわいそうなんて思いました。でも来期シートが得られるといいね。ライコネンはよかったね。でも燃料問題の結果はどうなるんだろう?

◆RAGE AGAINST THE MACHINEが来日するそうだ。あれ?解散したんじゃなかった?どうも企画もので一時的な再結成みたい。Voのデラロッチャも当然戻ってきた。行きたいな。でもいいや。ボンジョビの方行きたいし。いやそれよりポリスかな。同じ時期に好きなアーティストが来日するというのも困りもの。それにしてもティケット代高い。とくに昔流行ったミュージシャンの来日公演。当時ティーンで、今は経済力のある大人になった客を対象にしているせいか、強気の設定。TOTO+ボズの公演なんて1万3000円。絶対無理。ポリスも高すぎ。行きたい半面、興行者やアーティストの思うつぼという感じで納得できない部分もある。でもまあ、余裕があればどれか一つ行ってみよう。高いライブにはしばらく行くこと殆んど無いし。

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October 19, 2007

軍艦と昼食

久々に平日の昼に東新宿辺りをあるいた。まあ相変わらずの光景だけど、おれは平日の昼間に、職安通り名物の軍艦マンションを見るのがすき。なぜ平日かは分かんないけど、週末だとなんか雰囲気が違って見えてしまう。街自体が休日という非日常モードだからか?職安通り沿いにそびえ立つ、まるで軍艦の艦橋のような前衛的なビル。遠くから見ると、窓が小さいので穴の様に見える。設計者は元帝国海軍の人間。給水タンクは魚雷のように配置されているらしいけど、そこまで細かくは見たことない。一度入ってみたいとずっと思ってたんだけど、立ち入り禁止になったとこの前聞いた。う〜ん、入っておけばよかった。でも人は住んでいるはず。建ったのが70年代で老朽化が進んでいるし、解体されちゃうのかなあ。新宿の貴重な財産です。

通り沿いのオムニ食堂で昼食。ここのランチメニューを食べるのは初めて。大久保寄りかホテル街あたりのもうちょい安い店に行こうかと思ったんだけど、ここのランチを食べてみたかったんで。プルコギ、900円だけど小皿の量がすごい。キムチうまい。満腹。コーヒーはフリーだけどおなかの調子が悪いので我慢。

その後、まだ時間があったんで靖国のエクセルシオールでのんびり珈琲を…あ!飲んじゃった。おなか痛いのに…

でも、幸い夜には調子が良くなりました。にしても最近腹の調子が良くない。もともと腸は弱いんだけど。

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October 11, 2007

「約束の地で」(馳 星周)

馳星周の新作は短編集。北海道が舞台。それも浦河、苫小牧、そして馳星周の故郷の函館などの道南地域。おれは道央の札幌出身だけど、よくバイクで道南を走っていたので、とってもなじみが深い。国道や道路沿いの描写なんかそれだけで郷愁の思いに駆られます。北海道の冬の本当の厳しさと馳星周の絶望的文章がすごくあっていて、本当の北海道を書いているな、なんて思った。特に海岸線ひたすら走る国道235線周りの描写。北海道に戻りたくなるよ。

んで、肝心の話のほうだけど、脇役で登場した人物が次の話では主役になっていくという方式で作られ、それぞれの話の人物がリンクして短編集全体で一つの世界を作り上げています。まあいつもの通り全篇絶望的で救いようのない話だけど、いつもの「殺せ、殺せ、殺せ!」調で主人公が破滅への道を疾走していくのでなく、苦しみながら内面的に落ちいく感じです。読んでいて切なくなるような人たちばかりで、かなり叙情的になっています。たぶんみんないつものように「不夜城」と比較するんだろうけど、おれはよく書いている通り不夜城に思い入れはないので(そこまですごいとは思わなかった)、素直に彼の他の作品読めます。

個人的に「世界の終わりに」が大好きでした。苫小牧を舞台にちょっと知恵おくれでいじめられてきた少年が犬と一緒にスクーターに乗り、世界を終わらせるために墓場から盗んできた骨を工業地帯ばらまく。硬質なノアール小説とは違う、絶望的だけどちょっと温かく美しい話だな、なんて思った。

それにしても全編セリフの中で無理に方言使っているような気がするんだけど。まあ、おれも北海道離れて10年以上たっているので、話言葉の感覚は忘れてるんだけどね。

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October 05, 2007

L&G が

L&Gに強制捜査が入り、今いろいろ話題になっていますが、会社のある靖国通り沿いにあるビルの前はちょっと前までよく通っていました。いまビルの前にはかなりの報道陣がいるみたいですね。その向かいのビルには新宿放送局があるのですが、なんとライブカメラを設置してL&G玄関前を中継しています。
http://times.shinjukutv.com/2007/10/03/671/
なかなかやるなあ、新宿放送局。

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カラマーゾフの兄弟の続編を空想する

前にもちょこっと書いたけど、カラマーゾフの兄弟の続編に対する説の一つとしてアリョーシャの皇帝暗殺計画が核となるというのがあるらしく、亀山さんはこれに対するかなり論理的な考察をここでしています。まだ、全部読んだわけではなけど、本編と同じくらいこの本も面白い。もちろん実際には出ていない続編を想像するのだから、ある程度の主観や妄想も入っているけど本編の分析を始め、資料からかなりするどい考察をしているんじゃないかなって思います。本篇読み終わったら読んでみる価値はあるんじゃないかな。それにしても亀山さん訳のカラマーゾフ、かなり売れてるみたいね。うちの近くの本屋でも山積みになっておいてありました。ドストエフスキーの作品がこれだけ注目されたのって、しばらくなかったんじゃないのかな。話に聞くと、70年代は
多くの学生が読んでいたみたいだけどね。

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October 01, 2007

秋の近況

突然、秋になることは無いだろう。突然寒い。秋物出してなかったよ。

・歌舞伎町で中学生が奄美大島に連れて行かれ、スナックで働かされたって事件。この先月のナックルズだったかマッドマックスだったかで事件発覚前の被害者中学生に取材して特集してたね。あのあたりのウラ系雑誌はどこまでが本当かが疑わしいんだけど今回は事実だったわけだ。そういえば、大分前からナックルズのサイトの記事がことごとく出会い系サイトにリンクされているようになって、いいかげんうんざりしてしまいましたよ。


・所要で週末夜千葉のほうに行ってきましたが、ヤンキー多いね。深夜はちょっと怖い。電車の旅はでも面白い。本数が少ないのが不便だけど。翌日の朝の帰り道、駅前の自販でコーヒー買おうとしたら、となりの公衆電話前にいた外国人ふう(たぶん)のおねえちゃんに、電話かける小銭がきれたので100円数枚貸してくれといわれる。それで500円だまでコーヒー買ったお釣りを渡す。今度会ったとき返すといわれたけど、おれは「もう会うことはないよ。またここ来ることはないと思うから」とだけ言って駅に入った。


・亀井訳のカラマーゾフの兄弟を読破。全5巻。長かった。でも面白かった。最後の5巻は数十ページのエピローグだけ。あとは資料と解題。この解題が面白かった。以前読んだとき、本当にミーチャが犯人では?なんて思っていたけど(純粋な人間はときに自分がついたうそを、しまいには真実と思い込んでしまうから)、それだと他の重要な部分が意味を成さなくなってしまうということに気づく。イワンとスメルジャコフ。あるいはリーザとイワンの関係など。まだまだおれも甘いな。カラマーゾフの兄弟は続編が書かれる予定だったことが知られているが、改めて読むといたるところに続編に対する伏線が引かれていることに気づく。つまりこの作品って未完の作品だったんだ。続編読みたかったな。どんな風になっていたんだろう。で、解題には続編に対する説をいくつか紹介していて、その辺に対し鋭い分析をしています。序文に手がかりがあるらしい。


・馳星周の新作短編集「約束の地」を買う。今回は彼のふるさとであり、おれのふるさとでもある北海道が舞台。まだ第一話を読んだばかりだけど、浦河が舞台。なつかしい。


・スカパーで映画「神田川」を見る。昭和49年の作品。面白い。当時の時代性がよく出ていて、録画して二回見てしまった。一方でこれ書いた人ってロマンティストだなあ、なんて思いも。時代が現在なら登場人物達に対して「甘えんな!」って思ってたかも。でも当時の大学生ってみんなあんな感じだったのかな。学生運動もロマンチックなイデオロギーだったのかな。知りたい。もっとあの時代の若者を描いた映画を観てみたいな。

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